「JWCADは、建築設計の分野で広く導入されている優れた無料設計支援ソフトウェアです。コスト無料であるにも関わらず、その機能や操作性は高く評価され、企業においても電気や水道設備の図面作成に頻繁に採用されています。
ちなみにjwとjwwが両方出てきて紛らわしいですが基本的に同じものです。以前はDOS版も存在していたため、"JW-CAD for Windows"を簡略化して「JWW」と呼んでいました。言い方が異なるのはそれぞれDOS版とWindows版を指しているからです。基本的には機能は同等ですが、DOS版に慣れ親しんでいる方々の中には、XP以上での動作の不安定さを回避するため、PCをダウングレードしてDOS版を使用している方が少なからず存在します。それに対して、現在の主流はWindows版です。また、DOS版とWindows版での保存ファイル形式は異なります。
1.jwcadのダウンロード方法は簡単です。窓の杜などからもダウンロードできるかと思うのですが公式ページの方がバージョンが最新版に切り替わるのが早いと思いますので公式ページからダウンロードしましょう。自動的にダウンロードが始まります。
2.ご自身のダウンロードフォルダを確認してください。このようなアイコンがあるかと思います。ファイル名は「jww825a.exe」
ダウンロードができたら早速インストール方法を説明します。
1.先程のアイコンをクリックするとインストールウィザードが表れます。jwcadの使用許諾契約書です。内容に「同意する」をチェックして「次へ」を押します。
2.jwcadのインストールフォルダを収納しておく場所の指定ですが分からない人は「次へ」を押してください。
3.jwcadスタートメニューフォルダの作成場所です。こちらも特に変更の必要もないので「次へ」をクリックします。
4.デスクトップ上にアイコンがあった方が分かりやすいと思いますので「デスクトップ上にアイコンを作成する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
5.これで一通り設定は完了です。「インストール」ボタンを押してください。
6.完了です。右上のバツで閉じてください。
デスクトップ上を確認すると青いjw_cadのアプリケーションが出来ているかと思います。あれば成功です。
良い点: 長く使ってもトラブルが少ない。バージョンアップしてもUIの変更が少ない。無料であり、工場レイアウト作成が容易に。UIは直観的。有料CADとの差が少ない。多くの会社で信頼されて使用されている。
改善点: Excelのような表作成機能が欲しい。特定のコマンドが分かりにくい。選択しづらい線のデザイン。UIが特殊で慣れるのに時間がかかる。保存方法の改善希望。
利用メリット: 保税倉庫の図面作成や修正がスムーズに。履歴の保存も可能。会社のレイアウト変更や新社屋の検討が効率的に。時間短縮。 CADデータの受け渡し時の互換性問題や文字化けが少ない。作業効率アップ。
無料版の2DCADは非常に実用的で多くの企業で利用されている。
多機能であるにもかかわらず、一部のUIや機能に関して改善の要望がある。
導入を検討している人には、無料での試用をおすすめする声が多い。