リノベーション物件 デメリットはある!?

リノベーション物件のデメリットは、本当によいリノベーションをしているお部屋と最近のリノベーションブームに便乗し名ばかりのリノベーションがたくさんあるということです。また工事で簡単に変えられない場所もあります。「例えば配管」「躯体」「基礎」これらを全て撤去して新しいものに変更すると多額の費用が発生してしまいます。直すより全部壊して初めから作りなおした方のが安い!となると、通常の修復工事では躯体や配管までは変更しないです。浴室新品・キッチン新品・トイレ新品など設備のリノベーションと3DKを2LDKにリノベーション!などよく見かけますが「水道管をとりかえました」は見たことがありません。

デメリットは見た感じはとても綺麗だけど見えない部分は古いです。ただ水道管は古くても「宅配までしてくれるお水」、浄水機能の優れたものをキッチンに備えるなど 飲み水も水道から直接飲む人は減ってるので生活に支障はないかもしれません。浄水技術の進歩やレトロインテリアの流行などがあり 価格の抑え目のリノベ-ションは人気があり素敵なデザインのお部屋は空きがなかなか出ないです。

躯体はよっぽど古くない限り、老朽化しづらくコンクリートは長持ちします。決められたコンクリートの割合を守っていて コンクリートにひびが入っていなければ 中の鉄筋や鉄骨がさびて折れてしまう事は殆ど無いと思いますので  躯体が短い年月で耐久性を失うことは考えづらいです。それでもいろいろと心配な方は 築年数の浅い物件でないとご納得されないと思いますが、お部屋の中のデザインが良くて賃料もお得で、綺麗ならリフォーム物件を選ぶ方が多いです。床もお風呂もキッチンも窓枠サッシも建具も 全部新品というお部屋がありましたが窓枠まで新品に変更してあるので、新築そっくりですし、お家賃が抑え目なのでご入居後の満足度が高いと思います。何も直していない中古物件よりは、直した分だけ 少し賃料は 上がるけど室内が綺麗なリフォーム物件は 大変魅力的です。

基礎は地盤の軟弱化による不均等な沈下によって建物の水平が保たれず 傾斜してしまって建物が基礎から浮いてしまうことがあります。木造住宅でシロアリによって柱に被害が生じたり 湿気が酷く床が腐ってしまったなど 建物が傷む理由はさまざまですが、簡単な工事で修復できるのであれば 全部は直さなくても必要な部分だけの修復でも 十分ではないでしょうか。基礎がしっかりしていれば安心だとは思いますが、ずっと基礎のことばかり考えているのではないので、大事なのは広さと賃料とのバランスだと思います。広くても賃料が抑え目で綺麗なリフォーム・リノベーション物件なら 快適で素敵な毎日をお過ごしいただけると思います。

リノベーションは環境にも優しくて 経済的にも人に優しいのでデメリットはあまりないかもしれませんが、貸主さんとしては、銀行からお金を借りてリノベーションする場合は、担保価値が低いので借入額が低いがデメリットです。

ただあまり古い物件は大きな地震で倒壊の可能性もゼロではないので、新耐震基準を満たしている物件や、耐震診断をクリアした物件を選ぶのが安心かもしれません。たとえ新しいマンションなどでも 手抜き工事のマンションもあるので、「新しいから絶対に安全」とも絶対ではないので、信頼できる会社や上方を集めるのが一番かもしれません。

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